大相撲の野球賭博問題をめぐり、11日に初日を迎える名古屋場所(愛知県体育館)について、NHKは6日、生中継をしないことを決めた。

 1928年にラジオで、53年にテレビで本場所の中継を始めて以来、NHKが相撲の生中継を取りやめるのは極めて異例。

 中継をめぐっては、福地茂雄会長は1日の定例記者会見で「公共放送なので、やるにしてもやらないにしても責任がある」とし、「国技なので、クリーンで国民に愛されるスポーツであってほしい」などと発言していた。