初の綱とりが懸かる大関稀勢の里(26=鳴戸)が1日、名古屋場所(7日初日、愛知県体育館)に向けて、愛知・春日井市の春日野部屋で出稽古した。

 東前頭2枚目栃煌山(26=春日野)と三番稽古をこなし、7勝11敗だった。体の中に入られて押し込まれる場面が多く「相手が強いっすね。だいぶ力をつけてますよ」と脱帽した。大関を感心させた栃煌山は「いい相撲が取れて良かった」と笑みをこぼした。