大相撲夏場所(5月11日初日、東京・両国国技館)の新番付が24日、発表された。

 前頭17枚目佐田の海(26=境川)が新入幕を決め、父の元小結佐田の海に続く史上8組目の親子幕内となった。父は新入幕で敢闘賞を受賞しており「親子新入幕三賞を狙います」と目標を掲げた。十両だった11年秋場所で右足首を脱臼骨折してから、地道な稽古ではい上がってきた姿に師匠の境川親方(元小結両国)は「相撲の神様がちゃんと見てくれていた」と感無量。父の松村宏司さんも「横綱、大関と対戦するところまでいってほしい」と願った。