<水泳世界選手権:飛び込み>◇16日◇上海

 女子シンクロ板飛び込みの中川真依(金沢学院大大学院)は「最高の演技を見せたい」と張り切っていたが、予選の踏み切りや入水で渋沢小哉芳(セントラルネクスト21)と動きがずれる演技が目立ち、13位でまさかの敗退となった。

 3メートルの高さから同時に飛び出すこの種目は、同調性が鍵となる。前回大会は同じペアで臨んで8位だった。今大会はホテルも同部屋。渋沢は「お互いのことがだいぶ分かってきた」と手応えを口にしていたが、息の合った演技を披露できなかった。