女子シングルス4回戦で世界ランキング99位の16歳、石川佳純(ミキハウスJSC)が同33位のユ・モンユ(シンガポール)を4-2で破り、ベスト8に進出した。この種目で日本勢の8強は、2003年大会に14歳で初出場した福原愛(ANA)以来。

 男子シングルス4回戦で松平健太(青森・青森山田高)が北京五輪優勝で第2シードの馬琳(中国)に接戦の末に3-4で敗れた。吉田海偉(フリー)は金延勲(韓国)を4-2で下し、この種目では1985年に現在男子監督を務める宮崎義仁が果たして以来の8強入り。水谷隼(明大)は陳■(中国)に0-4で完敗した。

 女子ダブルス3回戦で平野早矢香(ミキハウス)福原組がエルケ・シャル、ウ・ジャドゥ組(ドイツ)に4-2で勝ち、準々決勝に進出した。男子ダブルス3回戦は第3シードの水谷、岸川聖也(スヴェンソン)組がブラジルペアを4-2で退け、2大会連続でベスト8入りした。

 3位決定戦がないため、準々決勝で勝てばメダル獲得が確定する。※■王ヘンに己