今夏の甲子園大会に出場した高校野球の強豪、常総学院(茨城)は25日、新型インフルエンザ集団感染のため、同日開幕の秋季関東地区県大会への出場を辞退すると明らかにした。

 野球部で主力選手を含む5人が感染したためで、夏、春連続の甲子園出場は絶望的となった。

 同校によると、19日に4クラスで学級閉鎖したが、連休明けの24日には感染した生徒が36人に上り、8クラスが学級閉鎖。30日まで休校とし、部活動中止と対外試合自粛を決めた。

 玉井尚良教頭は「周りへの影響を考慮して、苦渋の決断をした」としている。