さあ、待望の練習試合解禁だ。第81回選抜高校野球(21日開幕、甲子園)を見据え、和歌山県串本町で第1次合宿中の鵡川(北海道)佐藤茂富監督(68)が7日、今年初めてとなる8日の練習試合(対近大高専、対市岐阜商)へ期待を込めた。「楽しみだねぇ。(雨の予報があるが)やりたいな」。
今回の合宿は雨にたたられ、1日通して土の上で練習できたのはこの日で2度目だが、それでも佐藤監督は十分な感触を得ている。「何ら心配はしていない。打撃は上から下まで、どこからでも得点できる。投手陣もエースの西藤はますます制球力がついたし、ほかの4投手も力をつけた」。
合宿3日目までの「球が手につかない面があった」(佐藤監督)不安もこの日のノックで一掃。特に連日快音を響かす打線は「監督を始めてから(砂川北時代も含め)一番だ」という。この日行われた大商大と箕島球友会とのオープン戦をのぞき「金属バットと木の違いはあるけど、うちの打球の方が速かった」と自信を見せた。
“試し切り”に胸躍らす指揮官とは対照的に、森泰一主将(2年)は「土の上での練習はまだやり足りない。練習試合で出た課題を基に12日からの2次合宿で修正したい」と冷静。今年初の対外試合の内容が注目される。【本郷昌幸】


