東都大学野球連盟は8日、東京都内で理事会を開いて1部6校、2部6校で争う現在のリーグを統合する案について協議したが結論は出ず、9月の理事会に続いて継続審議となった。

 本郷茂理事長は「より精査された内容を次の会議体に向けてつくっていく」と話した。来春以降のリーグ戦運営には「(結論は)出ていません」と具体的な進展はなかったもようだ。

 東都大学リーグは1931年の連盟創設以降、基本的に1部6校で争われてきた。

 春と秋に1部最下位と2部1位との入れ替え戦が行われ、残留と昇格をめぐる厳しさから「戦国東都」と呼ばれてきた。