NMB48の木下春奈(17)川上千尋(17)が7日、兵庫・甲子園球場で、阪神-ヤクルト7回戦の始球式を務めた。

 タイガース応援女子「TORACO(トラコ)」応援隊長のメンバーとして、2人がグラウンドへ。「TORACO」のユニホームに身を包み、木下春は「はる」にちなんで背番号「86」を着けてバッターボックスへ。川上千は昨季まで在籍し、大ファンだったマートンの背番号「9」を背負いマウンドへ向かった。

 川上千が投じた球は、右打席に入った木下春の内角高めへ入り、木下春は“華麗”に、空振りのパフォーマンス。スタンドから拍手を受けた。

 木下春は「いつも応援席から見ている風景とは、まったく違って本当に緊張しました。今日見た景色は、一生忘れないです!」と、感動の余韻に浸ったままコメントした。

 一方の川上千は、マートン退団後、今年の“イチ推し”にあげていた先発の藤川球児投手の前で投球。「小さい頃から見ていた選手なので、すごく緊張したんですが、藤川選手のようなピッチングをするぞって気持ちで、投げました。初めてお会いしたのが今日のマウンドだったので、すごくうれしかったです」と大喜びだった。