阪神藤川球児監督(45)が珍しく語気を強めた。

阪神は28日のヤクルトとの直接対決に敗れ、首位陥落となった。

2回に先発の才木浩人投手(27)が6失点。味方の失策で先頭を出塁させると、3連打を浴び2失点。外野2人が“お見合い”してしまう不運な当たりもあったが、その後も2本の2点適時打を許した。

守備の部分で、と問われた指揮官は「でも、才木がね、ビシッと行かなきゃいけないね」と厳しく話した。

才木は前回21日DeNA戦でも5回6失点。「前回も同じようにこんこんこんと、打たれてるケースがありましたから。試合はやっぱり試合だから、ゲームの中で試してるようなようなところが出たらダメだと思いますね。チームを預かる9連戦の頭いったピッチャーですからね」。大事な9連戦の初戦を任せられる右腕だからこそ、その姿がはがゆく映った。

試合は試す場所ではなく、培ってきたものを出して勝負する場所。指揮官はこの日結果を残した野手の名前を例に挙げた。「最後ね、塁上をにぎわせていた選手というのは、福島でしょ、練習たくさんやってきたものをゲームで出す。熊谷もゲームで出しに行く、植田もそう」。そしてチーム全体へのいましめとした。

「練習で培ってきたものをゲームで通用するか勝負するというところなんですけど、全員が全員そうかと言われたら、どちらかというと練習でやっているところを試しているみたいに見える選手もいるので、これはあってはならない」

敗戦を糧に引き締めて、再び勝利を目指して戦っていく。