広島クリス・ジョンソン投手(31)が昨季3月28日ヤクルト戦以来の完封勝利を挙げた。

 1回1死一塁で、山田を3ボールから遊撃への併殺に打ち取ると、その裏に打線が2点を先制した。強力打線の援護を受け、左腕のテンポは上がった。打者の手元で動くカットボールやツーシームが右打者の内角をえぐり、チェンジアップで空振りを奪った。3回から6回までは1人の走者も許さず、7回2死満塁も大引を二ゴロに打ち取った。

 前回ヤクルト戦は4勝目を挙げるも、6回3失点でマウンドを降りた。「前回から上からしっかり腕を振れるよう意識してしっかり調整してきた」。腕の振りを確認するため、ドジャース前田も行っていた発泡スチロール製の球を使った調整法を取り入れた。

 フォーム修正が奏功し、制球と切れがさえた。9回を1人で投げ抜いて、リーグトップの5勝目。「3連戦の頭を取れたことは非常に大きい」。先週、登板過多が目立った中継ぎ陣を休ませることもできた。