◆ソフトバンクが交流戦Ｖ、城所満塁弾　阪神は借金５

＜日本生命セパ交流戦：阪神４－８ソフトバンク＞◇１９日◇甲子園

　ソフトバンクは初回に１死二塁とするも、柳田、内川が倒れ無得点。阪神もその裏、連打で２死一、三塁も原口が凡退した。

　ソフトバンクは５回、２死満塁から今宮の押し出し四球で先制すると、続く城所が６号満塁弾。一挙５得点を挙げた。

　ソフトバンクが終盤にも追加点を奪い連勝。交流戦１位を決めた。阪神も終盤４点を返したが連敗。借金を今季最多の５とした。

◆巨人逃げ切って交流戦勝率５割締め　ロッテはＶ逃す

＜日本生命セパ交流戦：巨人５－１ロッテ＞◇１９日◇東京ドーム

　巨人が１回、坂本、長野、阿部の３者連続適時打で３点を奪った。ロッテは３回、角中の犠飛で１点を返した。

　中盤から両軍とも足踏み状態が続いた。巨人は宮国、ロッテも南と、ともに３番手が２回無失点の好投で試合を落ち着かせた。

　巨人は８回に坂本、鈴木の適時打でダメ押し。交流戦は勝率５割で終えた。ロッテは交流戦の最高勝率を逃した。

◆広島６連勝貯金１１、鈴木Ｖ弾　オリックス借金１６

＜日本生命セパ交流戦：広島５－４オリックス＞◇１９日◇マツダスタジアム

　オリックスは１回にモレルの２ランで先取点。２回にもディクソンが２点適時打を放った。広島先発中村恭は３回４失点で降板。

　広島は５回にオリックスの失策と押し出しで２点をかえす。さらに６回に代打下水流がプロ初となる同点２ランを放ち追いついた。

　広島は８回に鈴木が３戦連発となる１０号決勝ソロを放った。６連勝で貯金１１。オリックスは４点リードを守れず３連敗で借金１６。

◆楽天３連勝！戸村が今季初勝利、ＤｅＮＡ５連敗

＜日本生命セパ交流戦：ＤｅＮＡ３－５楽天＞◇１９日◇横浜

　ＤｅＮＡ山口、楽天戸村が先発。楽天は２回、島内の犠飛で先制。ＤｅＮＡは３回に山下幸、梶谷の適時打で逆転に成功する。

　ＤｅＮＡは４回、宮崎の６号ソロで追加点。楽天は５回、茂木の適時打、ウィーラーの場外への１４号２ランで逆転した。

　楽天戸村が５回３失点で今季初勝利でチームは３連勝。ＤｅＮＡは今季ワーストタイの５連敗で交流戦の負け越しが決まった。

◆日本ハム大谷６勝目、中日追い上げ及ばず連勝止まる

＜日本生命セパ交流戦：中日２－３日本ハム＞◇１９日◇ナゴヤドーム

　中日吉見と日本ハム大谷の投げ合い。両チーム３回までチャンスをつくるも無得点。白熱した投手戦で始まった。

　日本ハムは６回２死一塁から６番レアードの左翼への適時二塁打で先制。中日は４回２死一、三塁の好機も無得点に終わった。

　日本ハムは８回と９回に追加点を入れてダメ押し。大谷は５連勝で今季６勝目。中日は追い上げ及ばず、連勝が２で止まった。

◆西武連敗５でストップ　ルーキー多和田がプロ初勝利

＜日本生命セパ交流戦：ヤクルト５－７西武＞◇１９日◇神宮

　西武は１回にメヒアの左前打で先制。ヤクルトはその裏、山田の２３号２ランで一時逆転。西武は２回に森の適時打などで逆転した。

　ヤクルトは２点を追う５回に大引の適時打などで同点。西武は６回に無死満塁から栗山の犠飛、森の適時打で勝ち越しに成功した。

　西武が乱打戦を制し、連敗を５で止めた。ドラフト１位ルーキーの多和田が５回５失点もプロ初勝利。交流戦の勝率を５割で終えた。