楽天が、大谷のバットに沈められた。

 1点リードの8回2死三塁、金刃からスイッチしたミコライオが適時打を浴びて延長戦に持ち込まれた。11回にも無死走者なしから二塁打を許し、なおも2死三塁とされて福山が暴投でサヨナラ負けを喫した。

 梨田昌孝監督(63)は「福山はランナー三塁で力が入る場面だった。8回は、最近の金刃が大谷と分が悪いのでミコライオのツーシームに託した。もう少し低めに決まればゴロになっていたかもしれない」と振り返った。