25日の広島-ヤクルト戦は今季限りでの引退を決めた倉義和捕手(41)と広瀬純外野手(37)の引退試合となっていたが、雨のため1回表途中でノーゲームとなった。

 倉とともに予定していた広瀬の引退試合は、振り替えとなった10月1日に持ち越しとなった。この日は長男蓮君(13)が始球式を務め、家族もスタンドで見守った。

 今季初の1軍で試合前の円陣では声かけし、代打での出場を予定していた。だが、1回表途中の降雨ノーゲームで出番はなし。引退試合持ち越しに試合後は「もう少しユニホームを着られます」と笑った。今後は1軍に同行せず、最終戦の10月1日に1軍再合流を予定する。同日の引退セレモニーには、この日引退試合を行った倉も参加し、ファンに最後のメッセージを伝える。