広島で4番打者としてプレーし、ロッテで監督も務めた日刊スポーツ評論家の山本一義氏(やまもと・かずよし)が、9月17日午後9時4分、尿管がんのため広島市内の病院で死去していたことが3日、分かった。78歳。

 恩師の訃報に、広島新井が沈痛な表情を見せた。元広島の山本一義氏の死去。コーチという立場で指導を受けてはいないが、同じ広島県出身者として野球人としての心得、立ち居振る舞いを学んだ。「自分も広島出身者ですし、目をかけてもらった。厳しく叱ってもらったこともある。気にかけてもらったので、残念ですし悲しい」と悼んだ。