大体大が追手門大に逆転で連勝し、勝ち点4を挙げて3季ぶり優勝に王手をかけた。

 1点を追った6回2死二塁で、青木聡汰外野手(3年=橿原学院)が右越えの逆転2号。今季のリーグ戦で出た総本塁打数は27本になり、シーズン最多タイ記録になった。

 青木は「大事な試合で打ててよかった」と喜び「打席に入る前、いつも三塁コーチャーズボックスから声をかけてくれる小倉のおかげです」と感謝。三塁コーチの小倉大樹内野手(3年=日南学園)の存在が大きく「打てる! という気持ちにさせてくれる。打席に立つメンバーそれぞれに、そんな声をかけてくれる」と明かした。中野和彦監督も「声が大きく、判断よく指示を出してくれます」と認める。縁の下の力持ちのサポートもあり、15年春以来のリーグ制覇にあと1勝に迫った。