広島が延長10回にサヨナラで敗れた。2勝1敗となった。広島緒方孝市監督(47)は「自分の責任。申し訳ない」と責任を背負い込んだ。

 試合後の談話は以下の通り。

 -最後は勝負

 緒方監督 西川を出した時点で、打者大谷に回る確率は高かった。相手に動かれたりした中で、走者一、二塁、あるいは二塁になっても大谷でしっかり勝負していけ。と伝えていた。だから(大谷の打席の前に)投手コーチにいってもらった。

 -敬遠の8回とは違う

 緒方監督 違います。DHで大谷が入り、4番(中田)翔が勝負どころ。勝負の流れになるなという想定だった。特に接戦の中では分かっていたこと。振り返った中で、勝ちきれるチャンスがあった。勝ちきれなかったのは自分の責任。申し訳ないです。

 -黒田は

 緒方監督 そう。黒田がいい投球をしていた。粘って投げてただけにね。なんとか、チームとして勝ちたかったね。

-黒田は足を痛めた

 緒方監督 詳細はトレーナーに聞いてもらいたいけど、足がつったみたいな感じと言ってたね。本人は一度ベンチに下がって、まだ行くみたいに言ってたけれど、踏ん張りがきかないのが見受けられた。2死だったけど自分で判断したんだろう。

 -切り替えていく

 緒方監督 もちろん。また、明日しっかりと戦うだけです。

 -8回と最後の大谷への対応の違いは。投手の力関係か

 緒方監督 そう。攻め方、ボールの球筋の関係。大谷、(中田)翔との勝負の中で自分の中で判断はあった。もちろんバッテリーから勝負させてくれというのがあれば、別ではあるんだけど。こっちがあの形を取ったんでね。でも全部裏目に出てるんでね。自分の責任ですよ、これは。