広島の逆転日本一は黒田と野村の両右腕に託された。

 第6戦は中5日で野村が先発予定。勝って逆転日本一へ望みをつなぐとともに、今季限りの現役引退を決めている黒田の現役最終登板の舞台を整えたい。黒田は第3戦で6回途中1失点の好投も、両足がつって緊急降板するアクシデントに見舞われた。それでも26日は第7戦の登板を見据える調整で、キャッチボールやランニングをこなした。両投手はこの日のうちに広島に戻り、マツダスタジアムで調整。畝コーチは「移動日の前に戻って、体を整えてもらう」と説明した。