日本ハムが10年ぶり3度目の日本一。栗山英樹監督は、誇らしい選手たちの手で8度、広島の夜空を舞った。
「実感がない。あまりにイメージと違っていて。何が日本一なのか、分からなかった」。
「このチームにとっては通過点。はき違えないようにしないと、いけない。勝った感じがしない」。
「今年はカープが球界の流れをつくって、絶対に日本シリーズをやりたいと思っていた。リーグ優勝のときもそうだったが、1試合ごとに成長した選手たちをほめてあげてください。正直、実感がないんです。日本一になったことより、1つ1つの試合で『野球はおもしろいな』と思っていただければうれしいし、それだけを考えてきた」。