オリックスから国内FA権を行使した糸井嘉男外野手(35)が阪神移籍を決断したことが20日、分かった。21日にも両球団に意思を伝え、発表される。

 阪神は、4年総額18億円を提示したオリックスと同等の大型契約を用意。移籍が秒読み段階となってからも、慎重に水面下で連絡を取り続けてきた。非公開の交渉課程では、現在西岡がつけている背番号7の譲渡も提案している模様。さらに金本監督が無期限で返答を待つ姿勢を明かすなど、糸井の胸中を最大限気遣った交渉を続け、待ちに待った朗報を聞くことになる。