奄美大島で行われている横浜の秋季キャンプで3日、成長が期待される若手左腕2人が紅白戦に先発した。田中健二朗投手(21)と真下貴之投手(19)が、ともに3回無失点と好投。真下が「調子は普通だったが、腕を振って投げることを実践できた」と振り返れば、田中も「球はそれほど走っていなかったが、今日はコントロールがよかった」と収穫を口にした。シーズン終盤に先発のチャンスをもらった2人の好投に、尾花監督も「彼らはチャンスを生かしている」と目を細めていた。

 [2010年11月3日18時29分]ソーシャルブックマーク