<イースタン・リーグ:ロッテ6-4日本ハム>◇19日◇ロッテ
“みそぎ”の猛打賞だ。日本ハム中田翔内野手(18)が、ロッテ戦に公式戦で初めて4番で出場、3安打と初猛打賞を記録した。17日の練習に遅刻して外出禁止処分となった直後の試合で、バットで発奮した。
一塁を駆け抜けると、両手で小さくガッツポーズをつくった。8回の第4打席。相原の直球にバットを折られながらも二遊間にはじき返した打球が内野安打となった。3回の中前打、5回の右越え二塁打に続き、この日3度目のHランプが点灯した。公式戦で初めて座った4番でプロ初の猛打賞。「感じがよかったし、ボールが見えていた。タメがしっかりできています」と笑顔を見せた。
ここ2日は通常よりも早い時間に目覚ましをセット。買い物やヘアカットに出掛ける同僚を横目に、自室にこもる日々を送る。反省の気持ちを結果で示し「それはよかったです」と胸をなで下ろした。水上2軍監督も「『やらなきゃいけない』と思っているはず」と引き続き奮起を促した。
連続試合安打が4に伸びたように、打撃は確実に良化している。第3打席にはカウント2-0から、左翼ポール際へ推定120メートルの大ファウルを放った。追い込まれても軸がぶれずに待てている証拠を示した。水上監督も「あの打ち方でも飛ばせることがわかってくれれば。それにしても、あの打球は尋常じゃない」と目を丸くした。
「今日はフォームもしっくりきました。リラックスして打席に入れました」と手応えは十分。1歩1歩着実に、中田が1軍の舞台へ近づいている。【本間翼】




