<横浜1-3中日>◇20日◇横浜

 オレ竜打線が「1発攻勢」で三浦を攻略した。まずは0-0の2回2死、森野が133キロのカットボールを右翼に運び先制。2試合連続の6号ソロに「うまく打てました」と自画自賛。これで5日ヤクルト戦から12試合連続安打と好調をキープしており、打率も3割3分3厘と上昇してきた。

 続いたのは井端だ。1-1の6回1死から、外角高めの142キロ直球をジャストミート。左翼最前列に飛び込む弾丸ライナーでの2号ソロが決勝点。「前の2打席で直球にやられていたので、どこかで狙おうと思った」という読み勝ちの1発。前日19日も3打点の活躍を見せており、横浜戦連勝の立役者となった。

 横浜の10安打を下回る6安打で3点を奪って勝利。前日19日は両軍14安打ずつだったが、10-5で勝っている。落合監督は「どの点が大きいとかはない。全部が大きいし、ムダな点というものはない」と、1点の重要性を説いていた。