<阪神1-3巨人>◇21日◇甲子園
巨人ルーキー沢村拓一投手(23)が、プロ2度目の先発マウンドに立ち、7回を6安打1失点に抑え、プロ初勝利を挙げた。初回は2死満塁、2回以降もピンチの連続だったが、最少失点にしのいだ。チームも今季最初の伝統の阪神戦に2勝1敗と勝ち越した。◆巨人軍OB・城之内邦雄氏(71)から
私以来(49年ぶり)の新人開幕投手とはいかなかったけど、沢村君には、ぜひ巨人の「エース」になってほしい。エースとは力で押せる、迫力ある投手。そういう男になってほしい。彼は本来、そういうタイプだよね。堂々と向かって行ってほしいし、行かなきゃ。
「エースのジョー」の後継者になってほしいかって?
そうだな。背番号も、私がつけていた「15番」。「沢村」という、巨人の偉大な先輩と同じ姓なんだから。1球入魂で逃げずにいってほしい。今はメジャーもあるけど、彼にはあくまでも「巨人の15番」として、プライドを持ってやってほしい。そして、いずれは自分を超えてほしいね。
この試合はテレビで見ていたけど、心配していなかった。ボールに球威があるし、重い。変化球でもカウントが取れていた。落ち着いていたし、大したものですよ。あとは、調整の仕方が大事になるんじゃないか。登板と登板の間隔を、どう調整するか。夏をどう過ごすかも大事になる。投手はやっぱり下半身だよ。暇さえあれば、走っていればいいんだ。そう思うな。
沢村君とは1月に会ったけど素直な感じの好青年だった。大学でも、ちゃんとした教育を受けてきたんだろう。私で良ければ、相談にだって乗る。いつでも来てほしい。




