リーグ戦再開を機に、巨人は先発ローテーションを再編する。交流戦期間中は杉内俊哉投手(31)、内海哲也投手(30)、沢村拓一投手(24)、デニス・ホールトン投手(32)の4枚を軸として回転した。川口投手総合コーチは「6連戦が続き、5人では回りきらない。6枚必要」。ディッキー・ゴンザレス投手(33)、東野峻投手(25)が順次、加わって仕切り直す。

 開幕前の青写真では、先発ローテはこの6枚が順当だっただろう。4月19日の中日戦で左内腹斜筋を肉離れしたゴンザレス。6月9日の西武戦で今季初先発し、その後の登板機会なしで抹消となった東野。ともに準備を整え、待ち構える。

 開幕ローテに入った宮国椋丞投手(20)は、右肩違和感で抹消中。当初は交流戦明けの復帰を目標としたが、万全を期す狙いから7月中旬までずれ込みそうだ。