オリックスのドラフト1位松葉貴大投手(22=大体大)が先輩超えを目指す。29日、中学時代に所属した「姫路ボーイズ」主催の壮行会に出席し、約190人から激励を受けた。オリックス、東洋大姫路の先輩長谷川滋利氏(元マリナーズ)のプロ1年目が12勝だったことから「それくらい勝たないといけないし勝ちたい。そこを目指すことに意味があると思います」と言い切った。

 巡り合わせがある。父恭功さん(43)は東洋大姫路で長谷川氏と同級生で、ともに甲子園でプレーした。恭功さんは「縁があるのかなと思います」と話す。松葉はまだ会ったことがないが「もしお会いしたら長くプレーするためのトレーニング方法や私生活の過ごし方などについて聞いてみたい」と目を輝かせた。

 来年1月初旬の入寮まで地元の兵庫・姫路で走り込み中心のトレーニングをこなし、プロ生活のスタートを待つ。