DeNAのチームドクターを務めていた横浜南共済病院名誉院長の山田勝久(やまだ・かつひさ)さんが21日午後6時15分、肺がんのため死去した。81歳だった。通夜、葬儀・告別式は近親者のみで行い、後日お別れの会を行う予定。会の詳細は未定。

 スポーツ整形の第一人者で、元横浜(現DeNA)投手の遠藤一彦氏が右アキレスけんを断裂した際の手術を担当するなど、故障した多くのプロ野球選手のカムバックを支えてきた。日本整形外科学会副理事長などを歴任し、03年4月には勲3等瑞宝章を受勲した。