真央ちゃんマットレスで快眠キャンプだ!

 広島ドラフト1位の大瀬良大地投手(22=九州共立大)ら新人5選手が30日、大野練習場で合同自主トレを打ち上げた。キャンプインに備え、今日31日に宮崎・日南入りする予定。大瀬良はキャンプ地にフィギュアスケート浅田真央(23=中京大)らも愛用する高反発マットレスパッドを持ち込み、快適にプロとしての第1歩を踏み出す。

 大瀬良は笑顔で大袋を担ぎ、大野寮玄関に現れた。初キャンプに向け、秘密兵器を持参することを決めた。エアウィーヴ社が誇る高反発マットレスパッド「エアウィーヴ

 ポータブル」(価格5万8275円)。出会ったばかりの相棒だ。

 「知り合いの方にいただいたものなんですけど、寝心地が良くて体に合っているみたいだし、持っていこうと思っているんです」

 ソチ五輪で金メダルを期待されるフィギュアスケートの浅田真央、スキージャンプの高梨沙羅ら一流アスリートも愛用する製品。寝返りを打ちやすく、疲労を取りやすいため、体をいじめ抜くキャンプ期間中の使用に最適だ。わずか3センチのパッドをベッドに敷くだけで、パフォーマンスが一気に向上しそうだ。

 「睡眠はかなり重要になる。自分はちょっとでも寝不足になったらダメなんです。最低でも6時間、通常は8時間は寝たいんです」

 大学4年秋はなかなか寝つけず、悪循環にはまって負けが込んだ。「負けると悔しさのあまり眠れない。それでも連投しないといけない。1人でいるのがつらく寂しくなって、2、3カ月の間、マネジャー(男子学生)の部屋にベッドを持っていったこともあります」。4勝4敗で終えた秋季リーグを苦笑いで振り返る。

 そんな右腕にとって、相性ぴったりのパッドは宝物だ。9日の入寮前にプレゼントされ、大野寮でも愛用中。「昔はたまに寝ていて腰が固まることがあったんですけど、こっちに来てからはないですね」。快眠にも助けられ、順調に1年目の準備を進めている。

 新人合同自主トレ最終日は、28日に引き続き、ブルペンで捕手を座らせて50球を投じた。「不安なところは特にない。みんな練習がキツいと言っているので怖さもあるけど、どれぐらいキツいのか楽しみでもあります」。今日31日に宮崎・日南入りし、いよいよ2月1日にキャンプイン。最高の相棒をパートナーに迎え、昼も夜もスキなしだ。【佐井陽介】

 ◆高反発マットレスパッド「エアウィーヴ」

 weaveは英語で「編む」という意味。エアウィーヴ社によれば、体重を押し返す力が強く、体の動きにスムーズにパッドが反応して反発するため、楽に寝返りができる。三次元状に絡み合った新素材の極細繊維状樹脂があらゆる方向から体を支え、均等に体圧が分散され負担を軽減できる。