大減俸の横浜佐伯貴弘内野手(38)が、来季も自費で球場にファンを招待する。今季は90試合で打率2割6分9厘、2本塁打、19打点。17日の契約更改で7000万円ダウンの年俸3000万円でサインした。「一昨年8000万ダウンになってるんで、それに比べれば良いかなっていうのはありますけど…。また来年、税金のことを考えなければならないですから」とうなだれた。それでもチーム最年長野手として、年俸よりファンサービス、チームの勝利を気にかけた。「いつもやってる佐伯シートを来年もやって、世の中にお返ししたい」とファンサービスの継続も約束した。