知徳が浜松商を6-0で退け、春夏秋を通じて初優勝を飾った。

打線は3回、高橋舵真(かじま)内野手(3年)の2試合連続本塁打となる2ランを足がかりに、9安打6得点。投手陣も4人の継投で完封した。3位決定戦では日大三島が、延長10回タイブレークの末に聖隷クリストファーに3-2で勝利。決勝を戦った2校が進む東海大会(愛知)は12日に組み合わせ抽選が行われ、23日に開幕する。

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浜松商は、優勝した19年以来7年ぶりの頂点に届かなかった。戸塚和也監督(52)は「(知徳は)渡辺くん以外の投手も良くて、力負け」と受け止めた。

先発のエース片山颯人(2年)が、5回4安打2失点で降板。2番手の原煌雅(2年)も2回5安打4失点と踏ん張れなかった。3回の2失点、6回の4失点はいずれも四球絡み。指揮官は「うちは打力がある訳ではない。いかに最少失点で抑えられるか。出してはいけない走者、打たせてはいけない打者を確認してやる必要がある」と話した。

それでもチームは3回戦で掛川西に10-9、続く準々決勝では東海大静岡翔洋に3-2と延長タイブレークの接戦に勝利。持ち味の粘り強さを発揮し、東海切符をつかんだ。「東海には出られるのは幸せなこと。選手も1つ考え方が変わると思うし、自信にもなる。よく頑張ったと思う」と夏も見据え、一定の手応えを示した。