プロ注目の大商大・春山陽登外野手(4年=敦賀気比)が今季1号、通算10本目となる本塁打を放ちチームも大勝した。

3番左翼で先発出場し、初回の第1打席は死球。3回、2番から始まる攻撃で回ってきた第2打席も身体に当たり連続死球となった。後続が連続安打、3連続四球、安打でこの回1巡して回ってきた第3打席。2死一、二塁でフルカウントからの7球目、外角のストレートを力強くスイングすると「いくんやろうなっていう感じは打った瞬間ありました」と左中間に大きく飛んだ打球はそのままスタンドに吸い込まれた。「やっと。長かったですね」と振り返った1発は、元横浜などで活躍した佐伯貴弘氏(56)のもつ通算最多本塁打記録の12本まであと2本に迫った。記録更新については「おそらくっすけど、超えたところで来年真鍋(慧)がいるんで。あれすごいっすよ」と1学年下で通算7本塁打の真鍋慧外野手(3年=広陵)の名前を挙げたが、期待は高まる。

またチームとしても、今大会優勝のために勝ちをしっかり積み重ねられているのは大きい。第1節の大経大戦を1勝2敗で落とすも、第3節、そして今節と4連勝。「あの負けがあったから優勝できたって言えるように」と最後まで勝ち続けて頂点をつかむ。