日本ハム北山亘基投手(27)が2年ぶりの完封勝利で、史上7チーム目の通算5000勝に花を添えた。
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後輩の復活が北山亘基投手(27)のカンフル剤になった。4月25日オリックス戦で、23年までチームメートだった吉田が復活登板。7回2死満塁のピンチで救援登板し、日本ハム主砲レイエスを、内角高めへの直球で一邪飛に打ち取った。
北山は、その試合で先発登板。5回を終え7安打3失点で降板していた。ベンチから、吉田が奮闘する姿を見守り「内角にいいボールを投げていた。敵なので、試合の中では応援はしてないですけど、個人的にはああやってまたいいボール投げてる姿を見られたのはすごくうれしかった」。その上で「励みになる。僕も頑張りたい」と、刺激を受けていた。
学年では北山が吉田の1つ上。年も近く、仲が良い“弟分”のような存在で23年オフにトレードが決まると、涙を流して寂しがった。さらに昨年2月に吉田が右肘の通称「トミー・ジョン手術」を受けると知った際は「個人的にすごくショックでした」と振り返る。
久しぶりに対面し、話すと「ひとつ大人になったというか味が出ていた。なんか魅力が増したなと感じました」。負傷、手術、リハビリを乗り越えたくましくなった“戦友”との再会が、快投を引き出すスイッチになった。【永野高輔】



