<プロボクシング:東洋太平洋ライト級王座決定戦12回戦>◇29日◇東京・後楽園ホール

 同級2位長嶋建吾(33=18古河)が判定勝ちし、新王者となった。強打の同級1位ランディ・スイコ(29=フィリピン)を相手に、足を使ってポイントを稼いだ。ジャッジ2人が8ポイント差の快勝。これでスーパーフェザー級に続き、初めての日本と東洋太平洋王座2階級制覇を達成した。

 長嶋は「力んで倒せなかったが、もう歳なんで。早く、どこでも、誰でもいいから世界をやりたい」と、02年以来2度目の世界挑戦のチャンスを熱望した。長嶋は36勝(17KO)3敗2分けとなった。