<新日本:東京大会>◇8日◇JCBホール◇3200人

 IWGPジュニアヘビー級選手権が行われ、王者の丸藤正道(ノア)がタイガーマスクを撃破して5度目の防衛に成功した。タイガーの左腕を蹴りなどで集中攻撃し、タイガードライバーからの腕ひしぎ逆十字でさらに左腕に大ダメージを与えた。最後は同部に腕固めを仕掛け続けると、20分59秒、レフェリーストップでの勝利となった。丸藤は3日福岡大会での田口隆祐とのV4戦で腰を痛めており、この日はテーピングを巻いての出場。5日後の防衛戦も乗り切った丸藤は「もう5日後のタイトル戦はやらねえぞ。これで新日本ジュニアの選手が1巡、いや2巡している。そろそろ吉橋(伸雄)か、それがダメなら(新日本)菅林社長だろ」と挑発を続けていた。