WBC女子世界ライトフライ級王者の富樫直美(36=ワタナベ)が「なでしこブーム」に乗って7度目の防衛戦を成功させる意気込みを示した。11月30日、東京・後楽園ホールで開催される同級11位孫抄弄(24=韓国)との防衛戦を控え、29日に後楽園ホール5階展示会場で記者会見に臨んだ。現在、日本男子は7人の世界王者がいるが、負けじと日本女子も6人の世界王者がいる。富樫は「今、王者が6人いて、なでしこブームでもあるので、波に乗っていけたらいいなと思います」と口にした。

 また同日、ダブル世界戦としてWBC女子世界アトム級王者小関桃(29=青木)も同級15位の伊藤まみ(37=新宿イマオカ)と7度目の防衛戦を行う。今回はメーンを任される小関だが「私はいつも試合順や防衛回数は意識しない。最高の状態でリングに上がるだけです」と話した。。