2日に東京・両国国技館で開催される「イノキ・ボンバイエ」の前夜祭は1日、都内の猪木酒場で行われた。初代IGF王者のジェロム・レバンナ(38=フランス)や、挑戦者となるジョシュ・バーネット(34=米国)ら出場選手が続々と登場し、集結した大勢のファンから大歓声を受けた。最後に壇上に立ったIGFアントニオ猪木会長(64)は「元気のない日本。かつて師匠の力道山が日本に元気を送っていた。今、それは我々がやる番かな」と宣言。出場選手とともに「1、2、3、ダーッ!」で会場を盛り上げた。

 報道陣の取材に応じた猪木会長は「イノキ・ボンバイエ」で恒例のパフォーマンス“猪木劇場”を行うことを明言。「4日前ぐらいかな、ひらめいた。ブータン国王が来日し、幸せな国を紹介した。日本は年金問題など不満が多いが、他の国に比べたら良い国。今回は『幸せ』かな」とパフォーマンス内容のヒントを口にしていた。