新日本プロレスは8日、都内の事務所で10日に広島で行う4大タイトル戦の調印式を行った。

 IWGPヘビー級選手権で7度目の防衛となる棚橋弘至(36)にカール・アンダーソン(33=米国)が挑戦する。棚橋は「アンダーソンとは最も高いところの技術と体力の競い合い。今までと毛色の違う戦いになる」とレベルの高い試合を予測。アンダーソンも「IWGPは世界中のレスラーが目指す最高のタイトル。2人の試合は長い時間速く動くものになる。新日本のレスリングを変える」と決意を示した。

 IGWPタッグ選手権では、デイビーボーイ・スミスJr、ランス・アーチャーの王者組に小島聡(42)天山広吉(41)のテンコジが挑戦する。天山は「王者組は体もデカいし、パワーもテクニックもあるが、自分たちには彼らに負けない経験がある。広島では自分たちが彼らを倒す」と宣言した。

 同ジュニアヘビー、同ジュニアタッグに出場する選手たちも、それぞれ決戦への決意を語った。