大仁田が5度目現役復活「長州とタッグ」※画像クリックで拡大表示

 前参院議員の大仁田厚(50)がプロレス界の復興のため、5度目の現役復帰を決意した。5日、都内で会見し、かつて対立関係にあった長州力(56)とタッグを組んでリング復帰する考えを明かした。24日の新日本・後楽園ホール大会に来場し、長州本人に希望を伝える。

 低迷を続けるマット界に我慢ならなかった。参院議員時代は気持ちを抑えていたが、議員を辞めたことで、迷いは消えた。「長州と組んで藤波、猪木組と戦えば、みんな見たいだろ。現状に一石を投じたい」。

 長州とは因縁がある。FMW時代には1年半も費やして対戦を求め続け、00年7月に電流爆破戦を実現した。当時は「大仁田劇場」として話題を呼んだ。今度は組むことで、その再現を狙う。「オールドファンが戻れば、少しは活性化につながる。オレの心を長州が分かってくれれば」と期待を込めた。

 単発にリングには上がっていたとはいえ、05年3月には5度目の引退を宣言している。「今はフリーターだし、職業選択の自由がある。長州はもちろん、船木(誠勝)も復帰した。とやかく言われる筋合いはない」と開き直った。5度目の復帰の賛否は今後の行動次第になる。[2008年2月6日8時41分

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