春場所で左膝を負傷し再起が注目される幕内の遠藤(24=追手風)が3日、埼玉・草加市内の部屋で土俵内での稽古を行った。

 夏場所(10日初日、東京・両国国技館)出場の判断は追手風親方(元前頭大翔山)が「火曜日に」と話す明日5日に下す。全体の稽古終了後、本人の意向から報道陣は敷地外に待機。それでも立ち合いにぶつかり合う衝撃音と、当たった時に発するうなり声がもれた。時間にして約50分間。同親方は「立ち合いだけ」と手短に内容を語った。感触を確認するにとどめたようで、残り2日で慎重に見極める。