若の里対高見盛、最終対決! 大相撲の西岩親方(元関脇若の里)が5日、引退相撲(5月28日、両国国技館)での断髪式前の「最後の取組」で元小結高見盛の振分親方と対戦することを発表した。

 最後の取組は、引退記念として現役力士や息子らと相撲を取るケースもあるが、親方同士の対戦は異例。この日までに振分親方や日本相撲協会の了解を得て、対戦が最終決定した。

 西岩親方と振分親方は同学年で、ともに青森県出身の同郷。小学生時代から競い合ってきた。プロ入り後、幕内では25度対戦し、若の里の21勝4敗。西岩親方は「高見盛はあの気合入れのポーズも復活させると言っています。最後に花を添えてもらってありがたい。小学生の時から相撲を取ってきましたが、30年来の対戦にこれで終止符を打ちます」と意気込んでいる。

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