高安が10年春の把瑠都以来7年ぶりの関脇9連勝を果たした。

 立ち合いで豪風にいなされて体が泳いだが「そんなに突っ込まなかったので余裕で残せた」。反転し、落ち着いてはたき込み。全勝を守った。兄弟子稀勢の里と同部屋力士2人だけの無傷9連勝は、60年夏の初代若乃花と若秩父以来57年ぶり。「すごいな」と驚いた。