二所ノ関一門の連合稽古が9日、東京・江東区の尾車部屋で行われた。

 横綱稀勢の里が夏場所出場に前進した。連合稽古で三役との稽古を解禁。最初に小結嘉風を突き落とし、左脚負傷で代わった平幕石浦に軽々と3連勝すると、最後は関脇琴奨菊を指名した。代名詞のおっつけはなく圧力に後退するも、左をねじ込めば万全。差せなかった3番は寄り切られたが、7勝3敗には「動きは悪くない。強い相手とやれたことが収穫」と満足そうだった。尾車親方(元大関琴風)は「絶好調とは言えないが、それなりにできている。慌ててポカして負けることが多いから、けがの功名でじっくり取るのは良いんじゃないか」と期待した。