AKB48の柏木由紀(23)が27日に放送された日本テレビ系「AKB48旅少女」最終回の中で、卒業に対する思いや、トップアイドルとしての心境を語った。

 今回の放送では、同じ3期生として活躍してきた渡辺麻友(21)と軽井沢を巡りながら、お互いの胸の内を明かしていった。

 軽井沢駅前で待ち合わせた2人は、ステーキ店の料理を味わったり、ガラス細工を楽しみながら、アイドルとして芸能活動を行ってきた8年間を振り返った。終盤に訪れた「プライベート・コテージ」ではリラックスした雰囲気の中で、初期AKB48や、それぞれの同グループ卒業についてお互いの心境を明かした。

 柏木は「後輩が増えてくると、(自分は)いつまで(AKB48に)いるんだろうって考えることある?」「私は最近、すごい考えてる」と発言。

 それを受けて、渡辺が「自分の勝手な判断じゃできないじゃん。AKB48の状況次第って感じじゃん」と返すと、「自分の意思ではどうにもならないこと多いじゃない? 本当はこうしたいけど、AKB48のことを思うとできないとか。卒業は結構、自分だけじゃないよね、こうなってくると。今まで辞めた先輩もそう。自分の意思だけで辞めているわけじゃないし」と、自身の同グループ卒業に関する複雑な心境を語った。

 「AKB48として活動してきた中で、何が一番つらかった?」という渡辺の問いかけに対して、柏木は「つらかったこと…うーん、難しいな」と迷いながらも「私は本当に泣かないから。AKB48グループで一番泣かないと思う」「辛いことがあっても、泣いたらもっと自分がダメになっちゃう気がして。ポジティブにいたいから。本当のところはそうじゃないけど、そうやんないとAKB48としてやっていけない」と話した。