AKB48の「ぱるる」こと島崎遥香(21)が、アイドルのプロデューサー業に挑戦し、手腕を振るうことになった。15日、都内で行われた「バイトAKB第2弾」の発表会に出席。時給で活動するAKB48メンバー「バイトAKB」を再び募集し、合格者たちは島崎プロデュースの「ぱるる選抜」として、秋元康総合プロデューサー作詞曲でのCDデビューとCM出演が約束されることを発表した。

 普段から人のルックスに厳しいことで知られ、メンバーの選考基準を聞かれると「個人的には『顔』ですね。やっぱりアイドルだから、かわいいほうがいいです」ときっぱり。報道陣から「もし指原莉乃さんが応募してきたら、見た目で合格ですか?」と聞かれると、「不合格です」と即答。「歌やダンスはレッスンでどうにかなるけど、顔は変えられないですから」と続け、厳しい? ルックス基準を明かした。

 応募対象は、15歳以上(中学生は除く)の女性で、バイトAKB第2弾のメンバーは来年1月下旬に決定予定。AKB48メンバーの所属事務所AKSと時給1000円のアルバイト契約を結び、来年8月10日までの期間限定で活動していく。島崎も審査に参加する。

 島崎は「いろいろな方に受けてもらいたいです。私以外のスタッフも審査に参加するので、個性豊かなメンバーがそろうと思う」とアピール。SMAP中居正広がプロデュースするKis-My-Ft2メンバー4人のユニット「舞祭組(ブサイク)」を引き合いに出し、「中居さんがプロデュースした舞祭組さんを超えるようなグループにしたいです」と意気込んだ。ルックス重視のかわいいぱるる選抜が、「ブサイク」以上の人気を獲得する日も近い?【横山慧】

 ◆バイトAKB 昨年8月にスタートしたAKB48の新企画。同9月に、元AKB48佐伯美香(26)を含む第1弾の合格者53人が発表された。劇場公演のバックダンサーや、物販コーナーの手伝い、グラビア撮影などに臨み、年末のNHK紅白歌合戦には体調不良で欠席したメンバーの代役としてリハーサルに出演するなど活動。今年2月末の契約期間満了に伴い活動を終了した。現NGT48の荻野由佳(16)西潟茉莉奈(20)、AKB48の高橋希良(14)ら、今年5月に行われた「第2回AKB48グループドラフト会議」を経てAKB48グループに復帰したメンバーもいる。