NMB48の山本彩(22)が1日、本拠地NMB48劇場上階の大阪・ジュンク堂書店で、第3弾写真集「みんなの山本彩」(税抜1200円、ヨシモトブックス)発売記念握手会を行い、この日、キャンプインを迎えた応援する阪神タイガースに対して、優勝したら「オリジナル記念曲を作る」プランを口にした。

 山本は父親ら、家族の影響で子供の頃から阪神ファン。金本知憲新監督には「現役時代から知っている人」ゆえに、期待値も上がると話す。

 「金本監督は、いい意味で『固定しない』とおっしゃっているようなので、そういう意味では若手選手の活躍が楽しみです。江越選手、梅野選手とか。藤浪投手には去年よりも飛躍してくれると思うので、20勝を期待しています」

 金本新監督と、若手選手の成長。相乗効果で猛虎躍進の図を描き、夢をふくらませる。

 「優勝したら…そうですね。絶賛、作曲中なので、はい。作りたいですね」。もともと、シンガー・ソングライターを志望し、仕事の合間にはギターを手に作曲活動にも精を出してきた。ここ数年、多忙で、楽曲作りも停滞していたが、最近になって「秋元さんに3曲(楽曲を)提出した」といい、作曲活動にも力を入れている。

 山本は高校野球も大好きで、多忙な仕事の合間を縫って、甲子園球場へ観戦に行くこともある。木下春奈、薮下柊、川上千尋ら野球ファン同士で、情報交換もしており、野球ファン、阪神ファンの仲間が増えることも望んでいる。

 「カープ女子、じゃないですけど、阪神ファンの女子は『TORACO(トラコ)』って言うんですけど、トラコがいっぱいになるように、増やしたいです」

 仲間も増やして、テンションも上げたいという。そのテンションで言えば、今回の写真集には「劇場が終わって、テンションが上がりきった(変顔のような)写真もあります」とか。

 写真集は、3週間限定ながら、メンバーやファンにも撮影を認めた異色の試みで話題を呼んだ写真集。それゆえ「当初は枚数が足りなくて、お蔵入りの危機もあった」が、なんとか発売にこぎつけた。

 写真の中には「これ、表に出していいのか」というショットもあったそうだが、何よりも素の表情が満載の写真集は好評だという。山本は「今度はメンバー同士で互いに撮影しあって、NMB48の写真集を出せたら」と話していた。