今年大みそかのNHK紅白歌合戦への出場が決まったAKB48。しかし出場メンバーは投票で選ばれることが発表され、48グループのメンバーに激震が走った。

 姉妹グループを合わせ300人を超えるメンバーの中から、紅白当日にステージに立つメンバー48人を決めるという企画。事前にメンバーは「今年かなえた夢」を紅白公式サイトで発表し、どのメンバーがふさわしいか視聴者投票によって選ばれる。

 これによって、今回落選となったNMBやSKE、HKTなどのメンバーにも出場のチャンスがめぐってきた。NMBの山本彩はツイッターで「え、え、え、何? どうゆうこと~紅白のステージ立ちたいです。。」と反応。「紅白のステージに立てない事も その姿を皆さんにお見せ出来ないのも残念ですが 自分達が1番分かってる。今の私達にはその資格は無いこと。まだまだだってこと。でも、これから先もっと高く飛ぶためのバネにする」とNMBとしての落選を直視した上で、選抜への闘志を静かに燃やした。

 SKEの須田亜香里は「選抜総選挙以外で選抜に選ばれない私にとって、“夢が帰ってきた”そんな感覚です」とチャンス到来を喜び、「投票だから私が出られるか分からないけど、投票だから出られるかもしれない。よろしくお願いします。大みそか、皆さんのお家のテレビに私が映りますように」と呼び掛けた。

 一方で、AKBメンバーにとってはピンチともなる。グループの出場が発表された喜びもつかの間、峯岸みなみは「紅白歌合戦に関する驚きのニュースが飛び込んできました。どんなことにも『あたりまえ』はないということですね。大事なことであり、早いうちから自覚しておくべきことです(と、自分に言い聞かせる)」と心の準備。

 今年の総選挙2位の渡辺麻友も例外ではない。「AKB48、 NHK紅白歌合戦の出場が決定しました! 本当にありがとうございます!」と喜んだが、「だがしかし 自分が出演できるとは限りません。 “夢の紅白選抜をみんなで選ぼう!”企画。 なんとシビアな… こんなにも恐ろしい年末は初めてです…」と不安をのぞかせ、「出演できるよう、 年末へ向けて全力で頑張ります!!」と意気込んだ。