AKB48から国内外の姉妹グループへの移籍が決まっている宮沢佐江(22)鈴木まりや(21)高城亜樹(20)仲川遥香(20)多田愛佳(17)が6日、都内で行われた番組の収録後、移籍への意気込みを語った。宮沢と鈴木は上海に本拠地を置くSNH48に、高城と仲川はインドネシア・ジャカルタのJKT48に、多田は福岡のHKT48にそれぞれ移籍する。

 5人は、東京・秋葉原の「AKB48

 CAFE&SHOP」で行われたスマートフォン専用チャンネル「NOTTV」の冠番組「AKB48のあんた、誰?」の生収録に参加。「新天地で楽しみなことは、食事か、それとも人との出会いか」という質問に、仲川1人が「食事」と答え会場の笑いを誘うなど、移籍をテーマにしたトークを中心に番組を盛り上げた。

 収録後行われた取材で、それぞれの意気込みを語った。宮沢は「もともと、私たちにとってAKB48がゴールではなくステップであるように、移籍先もステップにしてさらに先に進めるように頑張ります。海外の女優さんとしても活躍できるようになりたい。いつかは中国の大きな映画に出て、記者会見の時に日本に戻ってくるみたいになったら、かっこいいんじゃないかと」と意気込んだ。

 鈴木は「『30日で話せる中国語』というCD付きの本を読んで勉強しています」と語学習得に意欲を見せたが、進み具合については「『1日目』のところを3日間くらいやってます。なかなか進まないんです…」と話して笑いを誘った。

 高城は「日本のアイドル文化はすばらしいと思うので、それをインドネシアでも伝えたいです。まだまだ無限大の可能性があると思うので、私も自分の内に秘めている闘志をめらめらにしていきたいです」と燃えている。グループ内ユニット「フレンチ・キス」にも所属しているが、今後についてはまだ何も決まっていないという。

 仲川は「東京ドーム公演でもJKT48のメンバーとたくさん話したので、不安はありません。JKT48としては、国内ツアーができるくらいのグループになりたいですし、個人としても、アジアNO・1を目指します!」と大胆宣言した。

 唯一、国内に移籍する多田は「上海とジャカルタ、どっちのメンバーが先に現地語を覚えられるか審査します。先に移籍した指原(莉乃)と一緒に住みたいです」とユーモアたっぷりに話し、「HKT48ではセンターを狙います」とあらためて宣言した。