AKB48チーム4が25日、東京・秋葉原のAKB48劇場で「僕の太陽」千秋楽公演を行い、解散した。チーム消滅は、AKB48の約7年の歴史で初めて。

 「僕の太陽」「向日葵」「夕陽を見ているか?」など通常の公演で歌われるおなじみの曲に加え、「アリガトウ」やチーム4にとって初のオリジナル曲「走れ!ペンギン」など19曲を披露する特別バージョンだった。

 公演序盤から仲俣汐里(20)や岩田華怜(14)らが涙をこぼした。終盤のあいさつでは、ムードメーカーの島田晴香(19)も「離れ離れになりたくありません。チーム4だけのオリジナル公演をやりたかったというのが、みんなの思いです」と号泣した。

 それでも「私たちは、今は新チームのレッスンで初めての刺激をいっぱい受けています。個々に成長して『チーム4は解散しなきゃ良かったね』って言われるようになっていたい」と前向きに締めくくった。

 今後は11月1日からのチーム改編(組閣)に伴い、昨年9月までの旧来の3チーム体制(チームA、K、B)に戻る。