インドネシアのジャカルタに本拠地を置くAKB48の姉妹グループJKT48の2期生最終オーディションが3日、都内で行われ、31人の候補者全員が合格した。今年9月から3回の審査を経て、応募者4495人が31人まで絞られていた。

 この日の最終オーディションは秋元康総合プロデューサーら数人の審査員の前で、歌唱などの自己アピールと質疑応答が行われた。候補者の中には、AKB48の「初日」のインドネシア語バージョンを歌う者や、「アイスの口づけ」を日本語で披露する候補者もいた。

 オーディション後、合格者の名前が次々に呼ばれ、全員が合格したことが発表されると、メンバーたちは一斉に抱き合って涙した。その光景を見た上で秋元康総合プロデューサーは「君たちはまだお花の種みたいなものです。ぜひ、自分の色の花を咲かせてほしい」と激励。今月1日にJKT48に移籍したAKB48の高城亜樹(21)仲川遥香(20)も駆けつけ、「これからみんなで元気に楽しく、一緒に頑張りましょう」と合格者を祝福した。

 合格した31人は今後レッスンを積み、年内にお披露目される予定という。