AKB48の派生ユニット渡り廊下走り隊が9日、東京・台場のZeppダイバーシティ東京で解散コンサートを行い、かつてのメンバーで元AKB48の小森美果さん(19)がサプライズで出演した。

 メンバーが「ボブ(の髪形)で、トークとかを頑張っている子を呼びましょう」と浦野一美(28)をステージに呼ぶと見せかけ、小森さんが登場。目を潤ませながら「バレンタイン・キッス」「へたっぴウィンク」などを披露した。

 天然ボケのキャラで人気を博した小森さんは「私は今日、最後の卒業コンサートに出ています」と話し、メンバーに「私だけじゃなくて、みんなだから!」「普通は卒業コンサートは1回だから」と、次々に突っ込まれていた。

 それでも気を取り直し、「私が出るって言っていないのに、『こもりん』と書いているタオルを持ってくれていて、うれしかった」と、久々に上がるステージでファンに感謝していた。同期の岩佐美咲(19)は、「ワロタ(渡り廊下走り隊の略称)として最後に小森が来てれたのがうれしい」と涙を流していた。